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試合で実力が出せない?実力を出し切るための4ステップを徹底解説!

中嶋進
スポーツメンタルトレーナー
メンタル激弱からメンタルトレーニングによって日本代表選手に。
現在はオリンピック選手や海外で活躍する選手、プロ選手、高みを目指すジュニア選手もメンタルサポート。
日本中にメンタルトレーニングを普及させる為に尽力しております!

本番での実力発揮と目標達成をサポートするスポーツメンタルトレーナーの中嶋です!

おかっぱ

試合で実力を出せない時って、なんでなんだろ?

ナカジ

私も10年間実力を発揮できずに悩んできました。。
けど、ちゃんと実力は発揮できるようになります!
今回は「試合で実力を発揮する感情」というテーマでお話ししていきたいと思います!

みなさんは試合でこんなことありませんか?

  • 練習で出来てることが試合だと出来なくなる
  • 大事な場面になると消極的になってしまう
  • 勝てる相手に負けてしまった

これらの要因はプレーの時に持ち合わせている「感情」にあります。

スポーツで良いパフォーマンスを発揮することと、感情は切っても切れない関係にあります。

むしろ、感情によってプレーレベルが左右されるといっても過言ではありません。

今回は感情とプレーのパフォーマンスの関係について解説していきたいと思います!

この記事を読んで分かること
  • 試合の「流れ」は感情がつくる
  • 実力を発揮できない感情と、実力を発揮できる感情
  • 実力を発揮する感情をコントロールするための4ステップ
目次

試合の流れはプレーヤーの感情が生む?

水の流れ

まずは、流れについて。

スポーツやってると流れって言葉良く聞きますよね?

おかっぱ

流れってすごくある!

みなさんもスポーツの中で日常的に

「流れ悪いな~(良いな~)」

と口にしてると思いますが。

  • 時には激流のように圧倒的な流れ
  • お互い一歩も引かない流れ

試合の中で色々な流れが存在します。

個人的に思い出すのは2018年サッカーワールドカップの決勝トーナメント、日本対ベルギー。

2-0でリードして誰もが日本の勝利を感じ始めたところから2-3での逆転負け。

あの試合にもすごく流れを感じました。

この流れって、一体何なんでしょうか?

私の見解としては

プレーヤーの感情が流れを作っていると考えてます。

つまり、

流れが変化する時ってのは、プレーヤーの感情が変化する時。

プラス感情でのプレーとマイナス感情でのプレーであれば、プラス感情のプレーの質が上回ります。

なので、極論、感情の無いロボット同士が試合をした場合、流れというものは起きないと思っています。

ナカジ

あくまで推測ですが

流れあるあるの例

この流れをテニスで例えてみましょう。

A選手とB選手、実力的には互角の二人が試合をしているとします。

二人とも一歩も引かずゲームカウント2-2

今の二人の感情をものすごく単純に数値化した場合

A選手

よし、頑張るぞ!!
(感情+1)

B選手

絶対勝つ!
(感情+1)

感情ポイント

A選手+1 B選手+1

40-40でA選手がチャンスボールを思いっきりミスしてゲームカウント2-3になったとします。

A選手

うわーやっちゃった。今のゲーム取れたのに!最悪だ。
(感情-2)

B選手

お、ラッキー。このまま行くべ。
(感情+2)

感情ポイント

A選手-2 B選手+

ここで気持ちに4ポイント差がつきました。

この気持ちのポイント差が流れを生みます。

A選手

あー、さっきのポイントさえ取ってればなー。俺から3-2だったのに。
(感情-2)

B選手

よっしゃ!このまま行くべ。
(感情+2)

感情ポイント

A選手-2 B選手+

A選手は先程のミスがずっと頭にあり集中力が切れています。

それに対しB選手は淡々とプレーしています。

この気持ちの4ポイント差がプレーに影響しA選手からゲームカウント2-5。

ここで二人の心境が変化します。

A選手

このままじゃ絶対終われない!こっから挽回だ!まずは1ポイントづつに集中しよう!
(感情+2)

B選手

よし、あと1ゲームだ!相手もミスばっかだし、以外と楽勝だな。
(感情±0)

感情ポイント

A選手+2 B選手±0

今度は気持ちのポイントがA選手に傾きだしました。競りつつも、なんとかこのゲームをA選手が取りA選手から3-5。

A選手

1本づつ。1本づつ。
(感情+3)

B選手

B選手「くっそ、1ゲーム取られちゃったな。5-3か。けど、まだまだオレの有利には変わりないな。」
(感情±0)

感情ポイント

A選手+2 B選手±0

A選手はふっ切れて一つ一つのプレーに集中しだしました。

B選手はまだゲーム差があるので自分が優勢だと思っています。

B選手もいつも通りのプレーをしてはいますが、要所要所でA選手の集中力が上回ります。

A選手

1本づつ。1本づつ。
(感情+3)

B選手

あれ?おかしいぞ!さっきまでのコイツと全然違う!攻めても攻めても全部返ってくる!ヤッベ、ここ取られたら追い付かれちゃうよ。
(感情-2)

感情ポイント

A選手+3 B選手-2

A選手は余計な思考がなくなりました。念仏のように「1本づつ」と唱えてかなり集中しています。

B選手はさっきまでミスしていた相手が全くミスしなくなり、全く違う相手と戦っているような気分になっています。また、大きくリードしていたのに追い付かれそうになってかなり焦ってきました。

ここで気持ちのポイント差は5になりました。

このままA選手はさらにパフォーマンスをあげ7-5で勝ちました。

おしまい。

どうでしょう?

思い当たる経験はありませんか?

実際はもっと複雑でもっと細かい流れがあります。

この、プレーヤーの小さな気持ちの上がり下がりが大きな波となって流れというものをつくってると私は感じます。

感情がマイナスになっていると実力が発揮できない

私も試合をしていてこのような感情の変化による流れを感じ取ることが多々あります。

この中でメンタルトレーニングとして選手にトライしてもらっているのが

感情をマイナスにしない

ということです。

例えばA選手が2-2でチャンスボールをミスした場面。

そのミスを気にしてしまった結果、気持ちにマイナスの変化が起きてしまいました。

ミスを気にしてしまうと、ミスしてポイントを失った上に「感情ポイント」まで失ってしまい、どんどん状況が悪くなりますよね。

大事なのはミスでポイントを失っても

「感情ポイント」は失わないようにする

ってことです。

「感情ポイント」さえ失わなければ、早い段階で挽回できるチャンスが増えますよね。

あとは、そこから

自分の感情をどうしたらプラスに持っていけるか。

メンタルトレーニングでは話し合いの中でそれらついて二人で探していく作業をします。(←宣伝)

相手が良すぎる場合もある

これは私も多々経験があるのですが、自分自身は最大限に感情をコントロールしてプラスの状態に維持し、自分なりに良いプレーをしているとして。

相手がそれを凌駕してくる場合ももちろんあります。

実力的に相手が圧倒的に上というパターンもありますが、近いレベルでも相手がゾーンのような手の付けられない状態になってしまうこともあります。

プロ選手でも難しい

また、感情ポイントを失わないと簡単に言ってますが結構難しいです。

プロアスリートでも怒りに我を失ってしまうシーンをよく見かけますよね。

TOKYO2020オリンピックではテニスの世界ナンバー1プレーヤーのノバク・ジョコビッチ選手がプレーに納得がいかずラケットを客席にぶん投げる場面もありました。

おかっぱ

こっわ

ナカジ

トッププロでも感情のコントロールは難しい。。

百戦錬磨のトッププロでも難しいのですから、理性より感情優位な小学生選手や、感情の上がり下がりの激しい思春期の選手などはかなり難しいです。

とはいえ、私のメンタルトレーニングを受けてくださったジュニア選手たちはしっかりと自分をコントロールして(しようとして)下さってます。

感情を放置して流れに身を任せてしまうのか、自分で感情の舵を握ってコントロールしようとするのか。

スタンスとしては全く違うものになってきますよね!

是非これを読んでるみなさんは、自分の感情の舵を自分で握ることをトライしてみてください!

実力を発揮するための感情ポイントのコントロール方法

それではここからは「感情ポイント」を落とさずにコントロールしていく方法をお伝えしていきます!

感情をコントロールするステップとしては

  1. マイナス感情がパフォーマンスが落ちることを理解する
  2. 自分の感情に気付く
  3. ±0に戻す
  4. プラスに上げる(欲を言えば)

です!

STEP
マイナス感情がパフォーマンスを落とすことを理解する

まずはマイナス感情がパフォーマンスを落とすことを理解することが大事。

あなたは試合中にどのようなマイナス感情を抱くでしょうか?

不安、恐怖、焦り、劣等感などの感情は緊張反応を生み、身体が硬直したり脳の機能が低下してパニック状態に陥ったり。

また、イライラや諦めは緩和状態になり試合に集中しきれずダラダラっとした「心ここにあらず」なプレーになってしまいます。

まずは、マイナス感情がガチガチの緊張状態やダルダルの緩和状態を生んでしまうことを理解してください!

STEP
マイナス感情に気付く

あなたは試合ではどんな時にマイナス感情になることが多いでしょうか?

そしてその感情に試合中に気付いているでしょうか?

コントロールするためにはマイナス感情に気付くことが大事。

気付きやすくするには、まずは自分がどんな時にマイナス感情になりやすいかをリストアップしてみてください!

  • 自分のミス
  • 審判のジャッジ
  • 相手の応援
  • 天候
  • etc

どのようなシチュエーションでマイナス感情になるのかをあらかじめ理解しておくと対策が立てやすくなりますよね!

STEP
±0に戻す

まずは感情を±0に戻しましょう。

そのために必要なのはコントロール出来ないことに意識を向けないこと。

人がマイナス感情に陥りやすいのはコントロール出来ないことに目を向けていることが多いからです。

では、コントロール出来ないこととはどんなことがあげられるでしょうか?

  • 結果はコントロールできない
  • 評価はコントロールできない
  • 他人はコントロールできない
  • 天候はコントロールできない etc
結果はコントロールできない

試合の結果もそうですし、競技によっては1ポイント1ポイント必ず結果があります。

しかし結果はコントロールできません。勝ってる時はイケイケモードになっていいかもしれませんが、上手くいかない時は結果ばかりに目を向けることは不安や焦りや劣等感、諦め、イライラなどのマイナス感情を抱きやすくなります。

評価はコントロールできない

監督からの評価、審判のジャッジに評価、スカウトの評価、サポーターの評価、などなど、スポーツでは様々な評価に晒されています。

けど、評価もコントロールできません。

分からない評価を気にしながらのプレーは当然マイナス感情を生みやすくなります。

他人はコントロールできない

相手の暴言や、相手の応援、監督・チームメイトとの兼ね合いなどスポーツの中で他人と関わる要素はたくさんあります。

しかし、他人もコントロールできません。

コントロールできない他人に対してイライラしたりマイナス感情を抱くのはもったいないですよね。

天候はコントロールできない

雨の中の試合や風の中の試合はプレーに悪影響を及ぼすことが多々ありますよね。

私も決して好きではないのですが。。

しかし、当然、天候などコントロールできるわけもありません。

悪天候により、気分が乗らずに試合を投げてしまうのはもったいないですよね。

まずはコントロールできないことに目を向けてしまい、マイナス感情に陥ってしまってることに気付くと少し落ち着くことができると思います。

STEP
感情をプラスにあげる

では、逆に何に目を向けて行けばいいのでしょうか?

それは自分自身の行動、思考、判断、努力、イメージ、発信などなど。

自分自身でコントロールできる範囲のものです。

結果を求めて、評価を求めてプレーするのは当然なのですがプレー中に意識を向けて行きたいのは、「どんなプレーか?」というところ。

結果が出うるプレーはどんなプレーか?

評価されうるプレーはどんなプレーか?

そのプレーに対して意識を向け、かつ、そこにプラスの感情が乗ってくれば尚良いですね!

ワクワク、成長、チャレンジ、達成感、貢献、感謝etc

そのようなプラス感情をプレーの中に見出せるとプラス感情でパフォーマンスも高いものになってきます!

感情をコントロールする練習方法

新しいスキルを身に付けよう

最後に「感情ポイント」を落とさないための練習について、私がやってることを書きますね!

これはもうシンプルに

普段の日常生活から感情ポイントを意識してください。

例えば、

  • 大好きなチーズの乗ったハンバーグを食べてる時(+3)
  • 楽しみに取っておいたプリンを兄弟に食べられた時(-4)
  • 好きなTV番組を見てる時(+2)
  • 蚊に刺された時(-2)
  • 何も考えずボーッとしてる時(0)
  • 上司(もしくは親)に理不尽に怒られた時(-5)
おかっぱ

、、例えショボ

こんな感じで

今の気持ちがプラス(+)なのかマイナス(-)なのか、もしくは何ポイントなのか

まず

自分の状態を知る

ってことを習慣的に行い精度を上げていくのが大事。

意外と自分の状態に気付くのって難しいんですよ。

次に

プラス(+)の時は良いとして。

マイナス(-)にならない努力をしてください。

もしくは、マイナス(-)を感じないような感覚を身に付けてください。

そして、

マイナス(-)になりがちな時でも、いかに自分をプラス(+)にできるか。

要は、

  1. 自分がマイナス(-)になっていることに気付く。
  2. マイナス(-)にならないようにする。
  3. その状態からプラス(+)に変える。

この作業を

日常的に意識してやってみて下さい。

なぜ日常的にやる必要があるかというと

大事な試合でこのようなことを自分で出来るようにする為には、試合中にやろうとするだけではすごく難しいんですね。

ハッキリ言って無理です。

ある意味、大事な試合も日常生活も一緒です。

大事な試合で感情のコントロールがしたいのなら日常生活の意識から見直す必要があるんですね。

簡単に言えば試合で「こんなプレーがしたい!」というプレーがあったとして。

練習してないのに試合中だけやろうと思っても出来るわけがないですよね。

普段の練習からコツコツやって試行錯誤して反復練習を積み重ねた結果、無意識的に出来るにまで落とし込んでいけるので。

メンタルも一緒です。

練習あるのみです。

メンタルトレーニングは私生活に活かすべし

素敵な家族

けど、これがもし出来るようになったらどうです?

無駄にイライラしなくなったり、無駄に怒らなくなったり

気持ちがマイナス(-)になりにくい、もしくはなっても自分で対処できたら

試合だけでなく、日常生活も豊かになると思いません?

そう、

メンタルトレーニングって試合にだけ活かされるのではなく

仕事や家庭、人間関係など、様々な場面に活かされるものなんですね。

私も元はと言えば自分がプレーが上手く出来なくてメンタルの勉強を始めましたが

勉強すればするほど

自分の日常生活での意識を見直すことに繋がりましたし

試合以外のところで良い影響がたくさんありました。

これも正に私がメンタルのことについてみなさんに伝えたい理由の1つでもあります!

是非、メンタルトレーニングを通してスポーツはもちろん、豊かな心で生活してみませんか?

もし少しでも「ピン」ときたら、まずは体験メンタルトレーニングを受けてみてください!

体験メンタルトレーニングではあなたの話を聴きながら、どのような感情で実力が出せてないのか?どのような感情が実力が出せるのか?丁寧に話しながらあなたなりのメンタルをつくるお手伝いをしていきます!

必ず、今まで気づけていなかった部分に気付けるはずです!

ナカジ

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ナカジ

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この記事を書いた人

中嶋 進のアバター 中嶋 進 スポーツメンタルトレーナー

メンタル激弱からメンタルトレーニングによって日本代表選手に。
現在はオリンピック選手や海外で活躍する選手、プロ選手、高みを目指すジュニア選手もメンタルサポート。
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