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目標達成するには?目標達成に必要な三大要素を解説します!

中嶋進
スポーツメンタルトレーナー
メンタル激弱からメンタルトレーニングによって日本代表選手に。
現在はオリンピック選手や海外で活躍する選手、プロ選手、高みを目指すジュニア選手もメンタルサポート。
日本中にメンタルトレーニングを普及させる為に尽力しております!

「プレッシャー下での実力発揮と目標達成をサポートする」スポーツメンタルトレーナーの中嶋です!

今回は「目標達成」について記事を書いていこうと思います!

おかっぱ

目標っていつもクリアできないんだよね

ナカジ

目標を達成するのに大切なことを解説するね

みなさん、現在の目標はなんでしょうか?

どのように目標に向って進んでいるでしょうか?

結論から話すと、アスリートが高みを目指す上で必ず必要となってくるのが

  • 目標設定
  • 目標への道筋
  • それに対する日々の振り返り

です。

私もメンタルトレーナーとして、自分の目標と日々向き合って試行錯誤を繰り返しています。

一緒に高みの目標へと突き進んで行きましょう!!

この記事を読んでほしい人
  • なかなか目標を達成できないと感じる方
  • いつも同じ負け方をしてしまうと思う方
  • 頑張ってるのに上手くなってる気がしない方
目次

目標達成には何が必要か?

目標達成に必要な三大要素

まずは、目標達成には何が必要なのか?

というところからですね!

みなさん、こんなことありませんか?

試合をしてて、

あちゃー、いつもここでミスするんだよなー。

この連携、いつも上手くいかないんだよなー。

また、同じ負け方だ。

このようなことを試合が終わったときに思ったとしても、次の試合でまた同じ過ちを繰り返して改めてまた気付く、ということを何度も繰り返してしまう。

ナカジ

実は過去の私もまさにその典型だったのですが。

「いつもここでミスをするんだよなー。」

と、どんなシチュエーションでミスをするのかはなんとなく分かってるはずなのに、次の練習ではその意識が無いまま練習をしてしまう。

なぜ、そのようなことが起こってしまうのか?

それは明確な

  • 目標設定
  • 目標への道筋
  • それに対する日々の振り返り

これらがないからと言えます。

目的意識が成長角度を引き上げる

  • 目標設定
  • 目標への道筋
  • それに対する日々の振り返り

これがない状態は、練習に“目的意識を持ちにくい”状態なんですね。

練習自体は一生懸命取り組んでいても、その練習に目的がない。

練習場に来て、ガッツリ動いて心拍上げて身体をシゴキ倒したら大満足。

「よし!今日もよく頑張った!」

と、大満足で練習場を後にする。

ナカジ

はい、これも過去の私の話です。笑

もちろん、がむしゃらに練習して、上手くならない訳ではないです。

上手くはなっているはずですが、成長率が低いんですね。

右肩上がりのグラフの角度が緩やかなんです。

しかし、スポーツで上を目指していきたいみなさんがこのような成長線で良いのでしょうか?

そんなはずはないですよね!

同じ練習時間でもグッと練習濃度を濃くして成長線をガツンと右肩に急上昇させたいはずです!

では、なぜ、“明確な目標”と“目標への道筋”と“日々の振り返り”がないと成長率が低くなるのか?

それは“迷子状態”だからです。

目標に対して自分がどこにいて、これから何をするべきか?が見えていない状態ですね。

ただ問題なのが、“迷子”といっても当の本人は非常に気付きにくいです。

なぜなら、このように目的意識がない状態で、ただ、がむしゃらに頑張っている人は、知らず知らずのうちに行動の目標設定が『練習を頑張ること』『練習を楽しむこと』になってしまうから。

なので、頑張ったらOK、楽しんだらOK。

大満足です。

しかし、肝心の課題はクリア出来ていないので、次の試合では当然また同じ過ちを犯してしまいます。

ここで勘違いして欲しくないのは、

『頑張ること』『楽しむこと』を否定しているのではありません。

むしろ、『頑張ること』『楽しむこと』は上達に欠かせない要素です。

宜しくないのは『自分の行きたい場所』と『行きたい場所への行き方』と『現在の自分の立ち位置』がハッキリしないことなんです。

要は頑張り方の話。

行き先もハッキリせずに、自分の現在地とゴールへの行き方がハッキリ分からないまま頑張ってる状態。

これでは目指す山の頂点は遠くに見据えているのに、気付いたら山の麓を全速力でグルグル駆け回ってるということにもなりかねません。

まさに“迷子”ですよね。

この状態でどうやって山の山頂に到達出来るでしょうか?

どうやって、トーナメントの頂点でトロフィーを掲げることが出来るでしょうか?

では、“迷子”を脱出するためには何が必要か?

迷子にならないためには『目標設定』と『目標への道筋』とそれに対しての練習ごと、試合ごとの『振り返り』が必要なんですね!

『目標達成のプログラム』と呼ばれるメンタルトレーニングではまず、ここがしっかり基盤として作っていくことからスタートします。

目標達成をする方法

ここまでは

  • 目標設定
  • 目標への道筋
  • それに対する日々の振り返り

これらが大事だよ、という話をクドクドしてきました。

ここからはその方法の話をしていきたいと思います!

おかっぱ

行ってみよー

目標設定

目標を設定する時に必要な要素が10個くらいあるのですが、今回2つだけ取り上げます。

目的設定

目標を設定する前に大切なのが目的設定です。

目的と目標の違いですが

目標:オリンピックでメダルを取る!

目的:オリンピックでメダルを取りたいのは○○だから!

はい!この○○に入るのが目的です。

”メダルを目指す理由”それがまさに目的になってくるのですね。

人が何か目標に向けて行動を起こすにはその動機が必要です。

そしてその動機は自身の感情をワクワクさせるものであればあるほど自分自身を突き動かします。

つまり、動機が明確に持てている状態の行動力はグンと伸びていくんですね。

ナカジ

ここはメンタルトレーニングのセッションの中でしっかりと引き出したい部分ですね!

ワクワクする目標であること

上記の目的と通じる話なのですが、目標にワクワクできるかがとっても大事。

人間を突き動かすのは本能や感情といった核となる部分。

それを沸き立たせるような感覚を持てたらどうでしょう?

行動力もさらに高まっていきますよね!

目標への道筋を作る

ゴールから逆算する思考を持つ

目標を達成するために、“迷子”にならないために大事なことは道筋を作ること。

それはゴールから逆算をすることです。

例えば東京オリンピックでメダルを取ることが目標だとします。

  • そのためには本番の試合でどのようなパフォーマンスが出来るようになりたいのか?
  • そして、東京オリンピックに出場するためにはどの大会でどのような結果を出せば出場出来るのか?
  • その時のなっていたい自分の姿と、現在の自分の姿のギャップはなにか?
  • そのギャップを埋めるためにはどのような行動を取っていく必要があるのか?

そのようなことを逆算していき、6ヶ月単位、3ヶ月単位、1ヶ月単位、1週間単位、最終的には1日単位に目標を落とし込んで行きます。

そうやって、期間を決めて目標を具体的に設定した時に初めて気づくのが

「ヤッベ!時間が足りない!」ってことなんですね。

そこに気付くことができるとどうなるか?

日々の行動を効率的に行おうとします。

それによって目標達成に向けて必要なことと、必要でないことが明確になり、必要でないことに時間を割かないようになります。

同じことを同じ時間するにしても、何となくではなく、目的意識を持って集中して行うことによって、『行動の質』は飛躍的に上がります。

そして、その中で自分の成長を感じることで達成感を得ることが出来、さらにモチベーションも上がってきます。

このような好循環に持っていく為にもゴールからの逆算思考を持つことで、迷子になってしまったり、無駄な道草を食ってしまわないように進んでいきたいですね!

日々の振り返り

目標を設定した。

その目標から逆算し、目標への道筋も作った。

そして、それをしっかりクリアしていくには日々の振り返りが大切です。

目標を確認し続ける

目標を達成するには、目標を忘れないことが大事です。

おかっぱ

は?当たり前じゃん

と思うのも当然なのですが、気付いたら目標のことを忘れて違う方向に走って行ってしまうというのは意外とあるあるの話です。

目標は毎日確認し、その一日を目標達成のためにどう使おうか?

とイメージすることが常に目標に向って進んでいくために大切なことなんです。

また、日々は選択の連続です。

トレーニングをやるかやらないか。

食事に気を使うか使わないか。

チームメイトとコミュニケーションをとるかとらないか。

などなど、正解のない選択を毎日繰り返しています。

その選択をする際に、「どっちの選択が目標達成に繋がるか?」と自身に問いかけることで進むべき道が見えてきますよね。

なので、目標を設定したらケータイの待ち受けにしたり、部屋に貼ったり、毎日自然と目につくようにする工夫もしてみてください!

PDCAサイクルを回す

振り返りに関して一番わかりやすいのはPDCAサイクル。

別名成長サイクルとも呼ばれますが

  1. Plan:計画
  2. Do:実行
  3. Check:確認
  4. Action:改善

のサイクルをグルグル回すことで常に成長していくことです。

例えば

STEP
Plan:計画

サーブで優位に立つためにもっとクオリティーを上げたい。

スピードアップを目指す。

腕に力を入れて、腕の振りを速くして見よう

STEP
Do:実行

腕の振りを速くすることで速いサーブを打ってみる。

STEP
Check:確認

腕を速く振ろうとしたが、逆に力んでしまいスピードアップも見込めずコントロールが悪くなった。

STEP
Action:改善

次は腕を速く振ることを腕の力に頼るのではなく、下半身から上半身、上半身から腕へと運動連鎖を使えるようにトライしてみよう。

すごく簡単な例ですが、このように自身の課題に対して練習の中で実験と検証を繰り返しながら少しずつ改善を繰り返します。

このPDCAサイクルを回すことによって確実に課題をクリアして進んでいくことが出来ますよね!

まとめ

ということで、今回の記事は

  • 目標設定
  • 目標への道筋
  • それに対する日々の振り返り

が大事だよという記事でした。

そして、このようなことをしっかり設計できると行動力が爆発的に上がります。

このような、スターをゲットしたマリオ状態になりたい方は、是非一度体験メンタルトレーニングを受けてみてくださいね!

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この記事を書いた人

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