『プレッシャー下でのパフォーマンス発揮と目標達成をサポートする』GOLDMENTAL代表の中嶋です!
ねぇ聞いて!
ライバルに負けて悔じぃの~!
それはすごく悔しいねぇ
けど、その悔しさこそライバル関係の醍醐味かもね!
皆さんはライバルはいますか?
そのライバルとはどのような関係ですか?
そして、どのような感情を抱きますか?
今回はライバル関係について書いて行きたいと思います!
- ライバルとの付き合い方
- ライバルに対する感情の持ち方
- ライバルと自分の成長の促進の仕方
バーティカルランナー小山選手結果報告
ライバル関係を語る前提として、11/15(日)に行われた東京タワー階段競走の結果を報告させて頂きます!
ちなみに、バーティカルランニングがどんな競技かというと、バーティカル(=垂直)ランニング(=走る)。
直訳すると「垂直走り」です
つまり、タワーや高層ビルの階段をダッシュで駆け上がってタイムを競うというキチガイなスポーツです!!
↑最大級の賛辞
ヤバッ!!
出場しているのは2020年8月からサポートさせて頂いている小山孝明選手。
今大会での優勝と2分切りを目指してトレーニングしてきました。
そして、
結果は
準優勝!!
タイムも自己ベスト更新の2分07秒09でした!!
おめでとうございます!!
今回はライバル関係にある渡辺良治選手がなんと1分59秒98のタイムで2分切りを達成し、優勝でした!!
そして、喜びのあまり泣き崩れる渡辺選手を讃える小山選手を見て私もジーンときました。
小山選手と渡辺選手は普段から一緒にトレーニングをしてお互いを高め合っている間柄。
負けた悔しさを抑えながらもライバル選手の健闘を讃える姿の背景には血のにじむような努力をしてきたことを一番よく知っているから。
このようなライバル関係って本当に素晴らしいですよね。
逆にこのようなライバル関係があるからこそお互いが新記録を更新することにも繋がっているのでしょう。
これは小山選手が試合後にアップしたnoteです。
note更新🔥
東京タワー階段競走🗼
レース展開やトップ争い、ライバル選手たちとの関係を語りました仲間が2分切りを達成した嬉しさと、準優勝に留まった悔しさが交錯していますが、
自分らしさを存分に発揮できた快心のレースだったことに間違いありません— 小山孝明@階段登りのプロ (@yamakovertical) November 17, 2020
良いライバル関係の作り方とは?
小山選手と渡辺選手のやりとりを見て、そして、お互いにお互いを高め合って限界を突破している姿を見てTwitterに呟いたのが
ライバル関係とは、潰し合いではない。
理想のライバル関係は螺旋階段上のイタチごっこだ。
お互いがお互いを追っ掛けていたら気付いたらとてつもなく高いところに来ている。
潰し合いでは高さは出せない。— 中嶋進@スポーツメンタルトレーナー (@nakajima_susumu) November 17, 2020
え、てか、オレってめっちゃ良いこと言うな。
↑謙遜しろ
仮に二人が練習から潰し合っていたら中々このような結果にはならないですよね。
普段の練習から気付きをシェアしたり、競い合ったり、アドバイスし合ったり。
そして、成長した相手とまた競い合う。
そのようにお互い切磋琢磨し合いながら競い合うことで、より自分も高まっていくんですね。
そのような良いライバル関係の作り方について解説していきます!
いってみよー
出し惜しみしない
まずは、出し惜しみをしないこと。
よくライバルに負けたくないから手の内を見せないという選手もいると思います。
もちろん、それを否定する訳ではありません。
駆け引きという意味では相手の予想を外すというのは立派な作戦です。
ただ、自分の成長を第一に考えた時には少し違ってくるかもしれません。
手の内を出して行くと相手はそれに対応しようとします。
すると今度はそれに対応出来るようになった相手を更に越えようと努力する。
するとまた相手がそれに対応してくる。
これの繰り返しをしていたらどうでしょう?
引き出しも増え、気づいたらかなりレベルアップをしてるのではないでしょうか?
お互いに手の内を隠しながら成長出来ずにやっている状態と、どんどん出し合ってお互いにお互いを超えながら成長している状態では、地域外、県外、全国、海外に出ていったときにどちらが通用しやすくなるでしょうか?
手の内を隠し合うあまりに、井の中の蛙にならないようには気を付けたいですね!
時によっては外発的動機づけより、内発的動機づけで考える
自分が良い結果を出してチヤホヤされたいという気持ちはどんなアスリートにもあって然ると思います。
当然、私もそのような感情は持ち合わせております。
このような結果や評価など自分の外側に起因する動機づけを『外発的動機づけ』と呼びます。
ただ、『外発的動機づけ』で捉えるとライバルの存在は邪魔なんですよ。
「良い結果を出してチヤホヤされたい」という動機の達成を脅かす存在なので。
それに対して、「成長したい!」とか「今まで出来なかったことが出来るようになりたい!」という自身の内部に起因する動機づけを『内発的動機づけ』と呼びます。
この『内発的動機づけ』で捉えるとライバルはサイコーの存在です。
「成長したい!」という動機の達成を促進してくれる存在なので。
もし、外発的動機づけで捉えるとしんどく感じる方は、ぜひ内発的動機づけ方面から捉えることをトライしてみて下さい!
一時の結果に一喜一憂しない。
ライバル関係にあると練習やら試合やら対戦する場面がたくさんあります。
そして、当然ながらその時々で勝ち負けという結果は出てくるはずです。
ただ、その結果に振り回されるとやる気の上がり下がりが激しくムラが出やすいですよね。
勝った負けたにイチイチ感情を上下させるよりも、対戦の中での自分のプレーにフォーカスし長い目で見た自分の成長に目を向けて行くと、勝とうが負けようが次に活かしていきやすいのではないでしょうか?
ライバルがいるメリット
ここからはそのような良きライバルがいるメリットについて解説していきます!
可能性を感じられる
陸上や水泳など、タイムや高さ長さなど測定できるスポーツでより顕著に感じられるのが、今まで不可能だと思われていた記録を誰かが突破すると堰を切ったようにどんどん突破する選手が現れる現象があります。
人間ってイメージ出来ないことは実現させにくいのですが、ライバルがその壁を突破することで一気に『出来るイメージ』が湧くこともあります。逆もまた然り。
お互いに可能性を増やし合える関係がライバルにはありますよね!
やる気を保ちやすい
アスリートは大会の大舞台こそ華やかですが、日々のトレーニングはとても地味。
日々、自分を追い込むことを継続するには1人よりもライバルがいた方が頑張れます。
ライバルとお互いに鼓舞し合いながら限界を超えるためのトレーニングを積み重ねて行きましょう!
良き理解者
お互いに競い合ってるからこそ、相手のことも研究し理解する。
そして、お互いに勝つ嬉しさも負ける悔しさも知っている。
周囲には理解されにくいが、お互いが共有している感覚がある。
そのような仲の善し悪しではなく、深いレベルでお互いの感覚を共有し合ってる相手というのはとても貴重な存在なのではないでしょうか?
まとめ
〇良いライバル関係を作るには
- 出し惜しみせずに、お互いに越えあうことで上のレベルで通用する選手になる。
- 気持ち的にしんどい時は内発的動機付けで捉える。
- 結果にフォーカスするより、自身のプレーに目を向ける。
〇良いライバル関係を作るメリットは
- 壁を超える可能性を感じ合うことが出来る。
- 継続がしんどい時も、お互いに鼓舞し合いながら継続できる。
- お互いのことを様々な角度で深く理解できる人が出来る。
このように競技をやってる以上、切っても切れないライバル関係。
このような素晴らしい関係を活かすも殺すもあなた次第。
是非ともお互いの成長、競技の発展に繋がるような関係を築いていくことをトライしてみて下さい!!
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