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アスリートが目標達成するには習慣化が必須!習慣化のポイントを徹底解説!

中嶋進
スポーツメンタルトレーナー
メンタル激弱からメンタルトレーニングによって日本代表選手に。
現在はオリンピック選手や海外で活躍する選手、プロ選手、高みを目指すジュニア選手もメンタルサポート。
日本中にメンタルトレーニングを普及させる為に尽力しております!

プレッシャー下でのパフォーマンス発揮と圧倒的目標達成をサポートするスポーツメンタルトレーナーの中嶋です!

おかっぱ

最近、やらなきゃいけないトレーニングが全然続かなくて。。

おかっぱ

どうやったらトレーニングを継続できるんだろう?

ナカジ

確かに、続けるってとっても大変だよね。。

ナカジ

けど、トップアスリートは努力の積み重ねをし続けてきた人たち。

ナカジ

日々の努力をしっかりと積み上げていくための習慣化のポイントをお伝えしていきます!

この記事ではトップアスリートがどのように物事を継続してきたのか?という習慣化のポイントをお伝えし、みなさんが自分自身に落とし込んで行けるように解説していきます!

この記事を読むと
  • 習慣化のカラクリが分かる
  • トップアスリートがどのように習慣化をしているのかが分かる
  • 習慣化し、更なるレベルアップができる!
目次

習慣化が大事な理由

まずは習慣化の重要性をお伝えしていきます!

ナカジ

みなさんはこんなことありませんか?

  • やると決めたことが出来なかった
  • 目標があるのに、全然進めていない

これらは、習慣化が出来ていないから起こることでもあります。

おかっぱ

分かっちゃいるんだけどねぇ

習慣化ってとっても大事なんですけど、分かっていても多くの方が習慣化を難しく感じてるものでもあります。

習慣化が大事なのは、アスリートは日々の積み重ねが大事だから

アスリートにとって習慣が大事な理由の1つは、競技力を高めていくには地道な積み重ねがとてつもなく大事だからです。

  • 日々のハードな練習をこなす
  • ケアを行い身体を回復させる
  • 反復練習で動きを自動化させる

このようにアスリートにとって日々の反復的な繰り返しは一見地味ですが、めちゃくちゃ大事です。

ナカジ

1回練習しただけで優勝出来たら苦労しません

このような地味だけどとっても大事な繰り返し。

これを

  • コツコツと繰り返しているかどうか?
  • その質を高く保てているかどうか?

それらが出来ているかどうかがトップアスリートになっていくかどうかを分けるものと言っても過言ではありません。

おかっぱ

だよね~

習慣には良い悪いがない

ここで1つ注意点。

習慣には良いも悪いもないんです。

習慣はとは身体に染みついた条件反射的な繰り返し行動。

良い繰り返し行動もあれば、悪い繰り返し行動もあります。

物事がうまくいきにくい人は、この悪い繰り返し行動を取っている可能性がありますよね!

おかっぱ

ガビーン

トップアスリートは多くのことを習慣化している

トップアスリートは多くのことを習慣化してます。

トレーニングしようか、どうしようか

などとほとんど考えません。

考える前に体を動かしています。

理由は考えずに行動できる方が人間にとって省エネだからです。

おかっぱ

省エネ?

ナカジ

これを説明するには脳みその話をしなければならないのですが。

おかっぱ

簡単に頼む

意識と無意識

人間には意識と無意識があります。

図のように氷山の上の部分が意識。

氷山の下のデカい部分が無意識。

この図が言いたいのは、

無意識の方がバカでかいよ

ってこと。

割合で言うと意識が5%に対して無意識が95%もあるそうです。

おかっぱ

わお!

で、みなさんは自分で自分を意識的にコントロールしているつもりかもしれませんが、実際には人間ってのは多くのことを無意識で行っています。

歩く

みなさんは歩く時、「右足、左足」「左手前、右手後」と意識してますか?

呼吸

みなさんは呼吸を「吸って~、吐いて~」と意識的に行っていますか?

文字

パソコンでのタイピング、スマホでのフリック、ペンで文字を書く動き、これらを意識的にやってますか?

目線

目線もコントロールしているようで、ほとんどが無意識です。

音が鳴るとパッと目線を送ったり、素敵な異性がいるとつい目で追ってしまったり。

ナカジ

このように人間は多くのことを意識ではなく、無意識で行っています。

おかっぱ

ふぇー

生き物は無意識がデフォルト

そして、恐ろしいことに物事の決断も意外と無意識で行っています。

それはなぜか?

無意識の方が楽なんですよ。

だって、頭を使って考えなくていいんで。

基本的に動物というのはエネルギーがなくなると死にます。

なので生存本能でなるべくエネルギー消費を抑えようとします。

つまり、動物はデフォルトでサボりたがるんですね。

みなさんはテレビでサバンナにいるライオンの映像見たことありませんか?

ナカジ

ほぼほぼ寝てますよね。

あと、家に猫飼っている人いますか?

ナカジ

ほぼほぼ寝てますよね。

おかっぱ

確かに

このように生き物はエネルギー消費を抑えることが本能です。

そして、その上で更に言うと、人間の臓器の中で脳ミソってのが一番エネルギー消費量が激しいんですよね。。

なので

  • 意識して行う=エネルギー消費が多い
  • 無意識で行う=エネルギー消費が少ない

故に、人間も極力できることは何でも無意識にやるようにプログラミングされています。

おかっぱ

ふぇ~!

意志力

このようにデフォルトは無意識に支配されつつも、そこに立ち向かおうとする5%の勢力がいます。

それが意志力

アスリートで言えば

  • 今日の練習を高い強度でやるかやらないか?
  • 練習が終わった後にしっかりとケアをするかしないか?
  • 体重管理をしているが、甘いものを食べるかどうか?

このようなちょっと油断すると誘惑に負けて妥協しそうな場面で何とか意志力が踏ん張ります。

たった5%で95%の無意識勢力に果敢に立ち向かいます。

結構、意志力が負けがちなんですが、見事に意志力が勝利を収めることもあります。

しかし、その代償はかなりのエネルギーを消費するということですね。

意志力を行使するとシンプルに負荷が掛かるんです。

習慣化が意志力から解き放つ

アスリートが意志力を使う場面。

  • 今日の練習を高い強度でやるかやらないか?
  • 練習が終わった後にしっかりとケアをするかしないか?
  • 体重管理をしているが、甘いものを食べるかどうか?

アスリートはこのような決断に日々迫られています。

けど、このような決断と毎度毎度、意志力で戦っていたらどうでしょう?

トレーニングしようか

けど、しんどいな

とはいえ、やらないとな

でも疲れたしな

んんんん~~~、しかたない、、やるか。。

このように何するにしてもイチイチ意志力を試されるとしんどいじゃないですか。

こんなにも毎回意志力を試されるとめちゃめちゃ疲れるじゃないですか。

なので、意志力を使わずにパッと動きたい。

条件反射で動いちゃいたいんです。

そこで登場するのが習慣化です!!

ナカジ

だからこその、習慣化の出番です!!

おかっぱ

よっ!習慣化っ!!

習慣を定着させるためのポイント

ナカジ

習慣化が大事なのは理解していただけたでしょうか?

おかっぱ

すごくわかった

それでは習慣化するためのポイントを紹介します!

習慣化するためのポイント
  1. 最低21日間は意志力でやりきる
  2. 小さいことから始め、ハードルを下げる
  3. 環境を整える
  4. 時間やタイミングを決める
  5. 人を巻き込む

習慣ポイント①最低21日間は意志力でやりきる

この習慣化を定着させるにはどうしたらいいでしょうか?

習慣化を定着させるには一定期間その行動を行い続ける必要があります。

一定期間は意志力で取り組み、その一定期間が過ぎると徐々に自動化されていくんですね。

そして、自動化されればこっちのもんです。

意志力に頼らずにオートマティックにその行動を取ることが出来るようになります。

そして、習慣化を定着させるためにはどれくらいの期間を意志力でやりきる必要があるのでしょうか?

その期間は諸説あります。

ナカジ

21日だったり、66日だったり。。

おかっぱ

全然違うじゃん

習慣化させるものの難易度によっても変わりますね。

毎朝水を飲む

みたいな簡単なものであればすぐに定着しますし

毎日10km走る

のような大変な習慣はそれなりに日数がかかります。

まずは、21日間、3週間続けることにエネルギーを注いでいきましょう!

習慣ポイント➁小さいことから始め、ハードルを下げる

まずは3週間その期間を続けきるためには小さいことから始めて続けることのハードルを下げることが大事です。

ランニングを継続する例

いきなり、「10kmを毎日走る!」と決めても、三日坊主になることは見えてますよね。

なので、

  • 1km走る
  • 家の周りを一周
  • 着替えてランニングシューズを履いて家から出る

のようにハードルを下げてでもとにかく毎日続けましょう。

習慣ポイント③環境を整える

習慣化するために環境を整えましょう。

ランニングを継続する例
  • ウェアやシューズをあらかじめ準備しておく
  • 誘惑に負けないように、ランニングの邪魔になりそうなものは目の届かないところに置く

習慣ポイント④時間やタイミングを決める

時間やタイミングを決めることで継続的な取り組みをしやすくなります。

ランニングを継続する例
  • 仕事や学校から帰ったらすぐに行く
  • 夕飯の前に行く

習慣ポイント⑤人を巻き込む

習慣化するために人を巻き込むこともポイントです。

自分一人では続けれれなくても誰かと一緒だと続けやすいです。

ランニングを継続する例
  • 仲間と一緒に走る
  • 走ったことを人(家族、仲間、コーチなど)に報告する

習慣化を使う5STEP

それでは、具体的に習慣化を使うための具体的な5STEPを解説していきます!

習慣化の5STEP
  1. ゴールを設定する
  2. ゴールに向かうための目標設定
  3. 目標までの要素を細分化
  4. ルーティン行動にトリガーを設定する
  5. チェックと改善

①ゴールを設定する

まずはゴールを設定しましょう。

習慣化といってもやる意味がないことや、そもそもモチベーションが湧かないことに対して習慣化をしていくのは難しいです。

あなたにとって、到達したいゴール、目指すだけでワクワクするようなゴールをバシッと定めることで、習慣化をする意義を明確にしましょう。

このゴールがあることでものごとを長期的目線でとらえやすくなります。

また、このゴールは「ビジョン」「使命」「価値観」と置き換えてもOKです!

なので、ニュアンスとしてはぶっ飛んでいてもOKです!

ゴールの例

世界一のテニスプレーヤーになり、4大大会で優勝する!

➁ゴールに向かうための目標設定

次はゴールに向かうための具体的な目標設定です。

ここでの目標はゴールに向かう時のマイルストーンや指標ですね。

いつまでにどうなっていたいか?

何が出来るようになっていたいか?

目標設定の例

3か月後の○○大会で優勝する!

③目標までの要素を細分化

次は決めた目標を達成させるための大事な要素を細分化していきましょう。

要素の細分化の例

【3か月後の○○大会で優勝する!】

  • ストロークの強化
    • 体の軸をキープする
      • 体幹トレーニング
        • 週3回
  • フットワークの強化
    • アジリティ
      • アジリティトレーニング
        • 週3回
  • 体のケア
    • ストレッチ
      • 1日30分
    • 睡眠
      • 23時就寝、6時起きる

④細分化したルーティン行動を習慣に落とし込む

決めた具体的なルーティン行動を繰り返し行っていきましょう。

行うには上記で紹介した習慣化の5ポイントを意識してみてください!

また、そこに加えて今回は

必ずすることとセットにする

こともお伝えします。

例えば、

  • 起きたら○○する
  • 食事の前に○○する
  • 仕事が終わったら○○する
  • 練習の前に○○する

のように日常的に必ずすること、もしくは現在すでに習慣化されているものとセットにすることです。

これを「if-thenプランニング」と言ったりします。

また、習慣と習慣をくっつけてハビットチェーンを作ることもできます

ルーティン行動にトリガーを設定する例
  • 練習が終わったら体幹トレーニングをする
  • 体幹トレーニングをしたらアジリティトレーニングをする
  • 風呂に入ったら、30分ストレッチをする
  • ストレッチをしたら寝る

⑤チェックと改善

最後にチェックと改善です。

やった習慣をノートでチェックしたり、行動が正しいかをチェックします。

習慣化できていないのであれば、何か方法を変えたり

習慣化はできているが、そもそも行動自体があっているかどうかもチェックしましょう。

習慣化を制する者が勝利を制す

ナカジ

ここまでで習慣化の重要性をお伝えしてきました!

おかっぱ

いや~めっちゃ大事だわ

おかっぱ

とはいえ、21日間は意志力か。。

ナカジ

もちろん、難しく感じる方はスポーツメンタルトレーナーの力を借りるのもアリです!

このように、習慣化したことをオートマティックにこなしていくことができると、どんどん競技力が上がっていきます。

習慣化が出来ているか出来ていないかで、一週間、一か月、一年と繰り返していくと大きな差になってきます。

このような小さいことの繰り返しの差が結果的に試合の勝敗にもつながってきます。

トップアスリートはそこを理解しているから習慣化をすることを大事にしているんですね。

是非とも、みなさんも習慣化をしていきながら、トップアスリートを目指していくことを応援しています!

おかっぱ

頑張るんば

まとめ

ナカジ

まとめます!

  • トップアスリートになるには習慣化が大事
  • トップアスリートは条件反射的に物事を選択できるように環境づくりをしている
  • 習慣化するにはまずは21日間(3週間)を目安に継続する。
  • 21日間(3週間)やりきるためのポイント
    • 小さいことから始め、ハードルを下げる
    • 環境を整える
    • 時間やタイミングを決める
    • 人を巻き込む
  • 習慣化の5STEP
    • ゴールを設定する
    • ゴールに向かうための目標設定
    • 目標までの要素を細分化
    • ルーティン行動にトリガーを設定する
    • チェックと改善
ナカジ

以上、習慣化の記事でした!

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この記事を書いた人

中嶋 進のアバター 中嶋 進 スポーツメンタルトレーナー

メンタル激弱からメンタルトレーニングによって日本代表選手に。
現在はオリンピック選手や海外で活躍する選手、プロ選手、高みを目指すジュニア選手もメンタルサポート。
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