プレッシャー下でのパフォーマンス発揮と圧倒的ゴール達成をサポートするスポーツメンタルトレーナーの中嶋です!
おかっぱねえ、聞いてよ!
毎日お弁当作って、遠くまで送迎もして、高い月謝も払ってるのに…うちの子、試合でダラダラしてて全然やる気がないの!
もうイライラして、帰りの車の中でついガミガミ怒っちゃったわよ…



毎日サポート本当にお疲れ様!そのもどかしい気持ちはほとんどの親御さんが抱えているもどかしさだね。
でも、ちょっと待って。
その車の中での『お説教』が、実は子供のやる気スイッチを完全に破壊しているとしたら…どうする?



えっ!? 嘘でしょ…良かれと思ってアドバイスしてるのに!
この記事にたどり着いたあなたも、きっと同じような悩みを抱えているのではないでしょうか。
- 「練習してるのに全然上手くならない…」
- 「何度アドバイスしても聞いてくれない。馬の耳に念仏状態…」
- 「そもそも、本気でやる気があるのかわからない…」
子供がスポーツを頑張っている親御さんから、本当によく受けるご相談です。
一生懸命サポートしているからこそ、子供のふがいない態度を見るとイライラしてしまいますよね。
でも、安心してください。
子供のやる気がないのは、生まれつきの性格のせいでも、あなたの育て方のせいでもありません。
実は、親御さんが愛情ゆえにやってしまっている「NGな関わり方(言葉)」が、知らず知らずのうちに子供のやる気(主体性)を奪ってしまっていることが多いのです。
この記事では、数多くのジュニアアスリートを
自ら考えて行動する選手
へと覚醒させてきたプロのスポーツメンタルトレーナーが、
子供のやる気を引き出す「魔法の言葉」と、絶対にやってはいけない「親のNG行動」
を徹底解説します。
今日から関わり方を少し変えるだけでも、お子さんの目の色は少しずつ変わりますよ!



それは知りたい!
- ジュニアアスリートにとって「主体性」がなぜ重要かが分かる
- 子供のやる気を奪ってしまう「親のNGな関わり方」が理解できる
- 子供のやる気スイッチを入れる「魔法の声かけ・質問」がわかる
- 自力で難しい時に頼るべき「第三者の力」の使い方がわかる
この記事の内容を動画にしています!



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子供のやる気スイッチが入らない


よく相談をうけるのが親御さんの悩み。
特に多いのが、お子さんがスポーツをやっている親御さんからの相談です。
内容としては
・練習してるのに全然上手くならない
・そもそもやる気があるのか、ないのか分からない
・アドバイスしてるのに全然聞いてくれない
等が多いです。



ホントこれ



いやー、これめっちゃ分かります!
私もテニスインストラクターとして子供に教えることが多いですし、ビーチテニスの14歳以下の日本代表の監督を務めた経験もあるのでとても強く実感しています。
これを解決する上で逆に聞きたいのが
ジュニアアスリートに主体性を持たせてますか?
という質問。



ハッ
これらは全て、ジュニアアスリートの主体性がない状態で起こっている問題です。
なので、お子さんに主体性をどうしたら持たせられるのかを考えて行きましょう!!
やる気スイッチを入れるのに必要な主体性とは?


やる気スイッチを入れるのに必要なのは主体性を持たせること。



主体性って?



では、主体性とは何か?
という説明から行きたいと思います!
主体性と受動性
自分の考えや判断や行動をもとにして行動する性質。自分の行動に対する責任がある状態。
主体性の対義語は受動性です。
周囲からの働きかけで行動することで、自分以外の外的要因によって行動が左右される状態。
どうですか?
これを読んだだけでもかなり主体性が何なのか少し浮き彫りになってきたのではないでしょうか?
主体性を持つとやる気が出てくる!
では選手が主体性を持った場合、どのような行動に現れてくるのでしょうか?
- 自分事として積極的に責任感を持って取り組めるようになる
- 楽しさ、成長、挑戦、達成感、貢献、感謝を感じられるようになる
- 自信が湧いてくる
- 失敗を恐れなくなる



1つずつ詳しく解説していきます
①自分事として積極的に責任感を持って取り組めるようになる
主体性を持つということは自分で能動的に考え行動に移すこと。
つまり、人に与えられたこと(受動的)ではなく自分で決めたこと(能動的)を行います。
自分で考え決めたことを行動に移す場合、その行動の責任は誰にあるでしょうか?
自分自身です!
自分自身に責任があるということは、その行動の結果による成果は誰のものでしょうか?
自分自身です!
このように競技を自分事として捉えていける状態はまさに主体的に取り組んでいる状態です!
②楽しさ、成長、挑戦、、達成感、貢献、感謝を感じられるようになる
やらされている状態ではなく自分で考え行動している状態。
この状態ってめちゃくちゃ楽しくないですか?
その時の自分ってすごく成長しませんか?
成長しなければクリアできないことであればとてもチャレンジング(挑戦感)ではありませんか?
そして、クリアした時の達成感はとてつもなく大きいものではありませんか?
チームスポーツであればチームに貢献している感覚を強く持てませんか?
そのようなことが出来ていると改めて気付けるのが感謝です。
そのような状態で競技に打ち込めたら最高ですよね!
③自信を得られる
自分で考え行動し、そこに楽しさ、成長、チャレンジ、達成感、貢献感、感謝を感じるとどうなるか?
めちゃくちゃ自信がつきます!
自分はどんなことにも向かっていけるという確固たる自信ですね。
そのような自信をスポーツを通じて育むことが出来ると、社会に出てもとても自信を持った人材になっていきますよね。
④失敗を恐れなくなる
ここでいう自信がある状態とは、「成功か失敗かという結果に対する確証」という意味ではなく、「成功しようが失敗しようが全力でそこに向かっていく自分がいる」ことに対する自信です。
成功か失敗かという結果軸で考えると恐怖も出てくるかもしれませんが、「楽しむ、成長する、チャレンジする、達成感を得る、貢献する、感謝する」ということには失敗というものがありません。
つまり、主体的に取り組み、自分を軸にしていく感覚を持つことが出来ると失敗に対して過剰に恐怖する必要がなくなります。
すると、より大きなチャレンジにもトライしていくことが出来ますよね!



こんな風になったら最高だね!
子どものやる気スイッチをオフにしてしまう(主体性を奪う)関わり


親御さんの目的はもちろん子供がジュニアアスリートとして活躍してもらうことですが、意外とやってしまいがちなやる気を奪う(主体性を奪う)関わりを紹介します。



ゲッ
- 手取り足取り教えてしまう
- 短期的な結果を求めすぎてしまう



1つずつ詳しく解説していきます
手取り足取り教えてしまう
手取り足取り教えてしまうというのは、やらされ感を増幅させ、考える能力を奪ってしまいがちです。
やらされ感が強いと死んだ目をしながら競技に取り組むような姿勢になってしまいます。
また、考える機会を奪ってしまい、人から教えてもらわないと何もできない人間になってしまいます。
短期的な結果を求めすぎてしまう
主体性を育むには時間がかかります。
場合によっては子供が悩んでいるのに「あえて答えを与えない」という苦渋の選択が必要な場面も多々あります。
そこで目の前の結果が欲しいからと関わりすぎてしまうと選手の主体性が育まれません。
長期的な視点を持ってあえて答えを与えずに気付いてもらうという関わりも選択してあげたいですね。
親御さんからすると子供が中々進歩しないともどかしくなって、ついついあーだこーだ上から言いたくなってしまうのですがそれが子供のやる気や成長を止めてしまう一番の原因になっているとしたらどうです?
親御さんとしては子供の為に、良かれと思って言っていることが、逆に子供の主体性を奪ってしまっているとしたら。。



ひえぇっ



このような理由から、子供の主体性を奪ってしまうような関わりは避けてあげたいですね!
では次の章では具体的にどのような関わりをしたら子供に主体性を持たせられるのか?を解説していきます!
子供のやる気スイッチを入れるには!主体性を持たせる方法


では、子供のやる気スイッチを入れ、主体性を持たせる方法にはどうすればいいでしょうか?



めっちゃ気になる



親御さんが出来る主体性を持たせる関わりを3つ紹介します!
- 話を聴く
- 質問して引き出す
- 内発的動機付けを持たせる



解説していきます!
①話を聴く。受容・共感・承認
まず一番初めに肝心なことは
子供の話を聴くことです。
その時の注意点は否定せずに受け入れながら、共感してあげ、可能な範囲で承認してあげること。
受容・共感・承認です。
人は自分の話を受け入れ共感してくれる人に全幅の信頼を寄せます。
このような関係性を心理学用語では「ラポールを築く」と言います。
自分の話を聴かず、受け入れず、頭ごなしに否定してくる人には自分の心の中を打ち明けられません。
まずは「あなたの話をちゃんと聴いているよ」という意思表示としての話を聴く姿勢を示してあげるといいですね。
そして、このような絶対的に受け入れてくれてる安心感が失敗を恐れず前に進んでいく自信を育みます。
②質問して引き出す
話を聴く姿勢をつくって子供が話をしてくれる段階になったらどんどん質問して自分で考える習慣を身に付けさせてあげましょう!
質問にも目的ごとに様々な聴き方があります。
成長を促す質問(一例)
今日の練習はどうだった?
どんな所が良かったの?
難しく感じることはあった?
次の練習ではどんな風にやってみる?
モチベーションを深掘る質問(一例)
そのスポーツの何が好き?
そのスポーツの楽しいところってどんな所?
やってて一番やりがいを感じる時ってどんな時?
などなど、子供の考えられるレベルにもよりますが、色んな質問を投げかけてあげてください。
注意点は「なぜあそこでミスをしたの?」と「なぜ?」と問いかけないこと。
「なぜ?」は本質に迫る重要な質問ではあるのですが、圧が強くなりすぎて聴かれた側は自己否定に陥ったり、逃げる傾向があるからです。
良い聴き方としては「何が難しくてミスになったの?」「何が要因でミスになったの?」と「何?」で聴いてあげること。
すると答える方としては、「ミスした自分」と「ミスの要因」を切り離すことが出来るので自己否定に陥らず、自分を客観的に見つめやすくなります。
アドバイスするよりアドバイスをもらう
例えば、一緒にスポーツ中継を見てたとして
今のプレーってなにが凄かったの?
何が悪かったの?
この選手はなにが凄いの?
勝因はなんだったの?
って純粋に聞くんです。
親御さんは知ってても知らなくても知らないつもりで質問してください。
きっと得意気に解説してくれます。
人に何かを教えるってそれを理解していないと教えられないんですね。
教えようとすることはある意味一番の理解を深める練習です。
教えたいって思うと自ら進んで考え出します。
それを子供にさせてあげるのもありですね。
それと、人に教えることによって自己肯定感(自分の価値)が上がります。
自己肯定感=自信です。
自信もついてきますね!
③内発的動機付けを持たせる
内発的動機付けとは、自分の内側から湧いてくるやる気(モチベーション)のこと。
このように安心安全な環境下で、自分で考えながら競技に取り組んでいると競技を好きという気持ち・楽しさ・成長・チャレンジ・達成感・貢献感・感謝など自分の中から湧き上がってくる気持ちに気付くことが出来ます。
逆に外発的動機付けとは、外から与えられたやる気(モチベーション)のこと。
外発的動機付けと言えば例えば、結果、評価、報酬、罰などによってやる気を持っている状態ですね。
外発的モチベーションには短期的な爆発力はありますが、内発的動機付けほど長く継続はしませんし、結果など自身がコントロールできないものに左右されがちです。
もちろん、外発的なモチベーションも重要なのですが、そこに偏り過ぎると競技をやってる真の目的を見失ってしまいます。
なので意図的に内発的動機付けに気付ける、立ち返れるような関わりや競技への向き合い方は長く競技を続けていくためにもとても大事な要素になります。
モチベーションについての記事はこちら


具体例:子供のやる気を引き出す魔法の言葉



なるほど、受容したり質問するのが大事なのはわかったわ。
でも、いざ試合が終わって車に乗ると、なんて声をかけたらいいか分からなくて…具体的な言葉を教えてよ!



OK!それじゃあ、多くの親御さんが無意識に言ってしまっている『やる気を奪うNGワード』と、子供の目を輝かせる『やる気を引き出す魔法の言葉』を比較して紹介するね!
親が言いがちなNGワード(子供のやる気を奪う言葉)
まずは、親の「期待通りに動いてほしいという焦り」から出てしまうNGワードです。
なんであそこでミスしたの?
なんで走らなかったの?
Why(なぜ?)」で問い詰められると、子供は自分を否定されたと感じ、言い訳を探すか、心を閉ざしてしまいます。
もっと〇〇しなきゃダメでしょ!
〇〇の動きが遅いよ
親からの「指示・ダメ出し」は、子供から考える機会(主体性)を奪ってしまいがち。
これを言われ続けると
嫌々プレーする選手
言われたことしかやらない(やれない)選手
になってしまいます。
〇〇君(ライバル)はあんなに声出してたよ!
他人との比較は、子供の自己肯定感を著しく下げます。
「自分はダメなんだ」
と自己否定に陥る原因になります。
やる気ないなら、もう辞めなさい!
と感情的に脅してしまう。
子供は
「辞めたくないから(怒られたくないから)やる」
という外発的動機に縛られ、本来のスポーツの楽しさを見失います。



うわあああ…。
これ、全部言っちゃってるかもしれない…。
やる気を引き出す「魔法の言葉」(主体性を育む言葉)
子供が自ら考え、内発的動機(自分からやりたい気持ち)を高めるための魔法の言葉とはどんなものでしょうか?
ポイントは、子供の「存在」と「過程」を承認し、答えを子供自身に考えさせることです。
今日の試合、どこが一番楽しかった?
どのプレーが一番上手くいったと思う?
「Good(良かったこと)」や「内発的動機」にフォーカスさせる質問です。
ミスばかり気にしていた子供も、ポジティブな側面に目を向けられるようになります。
あの〇〇のプレー、すごく良かったね!
どうやってやったの?
「How(どうやって?)」と聞かれることで、子供は得意げに自分のプレーを言語化します!
人に教える(説明する)ことは、最大の理解と自信(自己効力感)に繋がります。
ネガティブなことを聞く際にも
何が難しかったの?
とWhat(何が?)で聞くとちゃんと具体的な伸びしろポイントを見つけてくれますね。
次の練習では、どんなことにチャレンジしてみたい?
親が「次はこうしなさい」と指示するのではなく、子供に「次どうする?(Next Action)」を決めさせる質問です。
プレー自体に自身の成長や好奇心を持つことにつながります。
自分で決めたことだからこそ、責任感とやる気を持って取り組みます。
また、スポーツ以外でも自分で考えることが得意になります!
ママ(パパ)は、あなたが一生懸命ボールを追いかけている姿を見るのが一番嬉しいよ
結果(勝ち負け・点数)ではなく、過程と存在そのものを承認するとっても大切な言葉です。
この「絶対的な安心感」があるからこそ、子供は失敗を恐れずに思い切ったチャレンジをできるようになります。



どう?
ほんの少し言葉の選び方を変えるだけで、子供の反応は全く違うものになるんだよ



なるほど…!
『なんで?』って責めるんじゃなくて、『どうやって?』『どうしたい?』って子供の考えを引き出せばいいのね。
これなら次の試合の帰りの車で早速使えそう!
親には限界がある?「第三者」のプロに任せるという選択肢


ここまで、親ができる理想の関わり方をお伝えしてきました。
しかし、残酷な事実をお伝えします。
「親がこの通りに接するのは、至難の業」
だということです。
なぜなら、親は誰よりも子供を愛し、期待しているからこそ、どうしても感情が入ってしまうからです。
また、思春期の子供にとって、親からの言葉は「口うるさい」と反発の対象になりがちです。
- 「わかっているのに、ついイライラしてガミガミ言ってしまう…」
- 「親の言葉はもう全然聞いてくれない…」
もしあなたが今、そう限界を感じているなら、親でも監督でもない
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まとめ
・ジュニアアスリートが「練習してるのに全然上手くならない。」「そもそもやる気があるのか、ないのか分からない。」「アドバイスしてるのに全然聞いてくれない。」という悩んでいる親御さんは多い。
・その場合、ジュニアアスリートの主体性を奪ってしまっていることが多い。
・主体性を持っている状態は自分で考え行動することで、内発的動機付けも高まり、自信を得ることが出来る。
・主体性を持って取り組むサポートをするには「手取り足取り教えること」や「短期的な結果を求めすぎる」より、「話を聴くこと」「質問して引き出すこと」「内発的動機付けを高める」ことが大事。



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