プレッシャー下でのパフォーマンス発揮と圧倒的ゴール達成をサポートするスポーツメンタルトレーナーの中嶋です!

最近、試合に出れなくて。。



はたして、どうしたらいいのかな?



そうなんだね



じゃ、整理していこうか
スポーツをやっていれば誰しもが味わう試合に出れない時期。
あなたも試合に出れないツラい時期を過ごしたことはありませんが?
そんな中でもメンタルを保つにはどのようなマインドセットが必要でしょうか?
今日は試合に出れないときのメンタルの整え方を解説していきます!
- レギュラー争いに負けて悔しい思いをしている
- 最近試合に出れておらず、モチベーションが下がっている
- 怪我してしまって、気持ちが下がっている
試合に出れないパターン
試合に出れないと言っても色んなパターンがあると思います。
まずはどんなパターンがあるかを考えていきましょう!
- 怪我をしてしまって試合に出れない
- チーム内での競争に負けてしまって試合に出れない
- チームの戦術の変更により試合に出れない
このようなパターンが多いと思います。



めっちゃある



ここについて解説していきます!
1.怪我をしてしまって試合に出れない


怪我をしてしまうと当然試合に出れません。
しかし、アスリートに怪我はつきものです。
怪我をしてしまった時のメンタル的な状況はどのようなものでしょうか?
メンタルの影響
・孤独感
怪我をしてしまうとリハビリや治療を優先するためチームから離れざるを得ないですよね。チームから離れると仲間とのつながりが薄く感じられ、孤独感を感じてしまうことも多いです。
・焦り
なるべく早く復帰したいという気持ちが早まると、まだ完治していないのにプレーしてしまい、結果的に治るのが遅くなったり再発してしまうこともあります。
・存在価値を疑ってしまう
チームに貢献できないことへの罪悪感や、自分が不要になるのではないかという恐怖が生じることもあります。
2.チーム内での競争に負けてしまって試合に出れない


競合チームほどチーム内では常にポジション争いがあり、実力があってもスターティングメンバーの座を勝ち取れないこともありますよね。
メンタルの影響
・ライバルとの比較による自己否定
自分とライバル選手を比較してしまい、「自分のここがダメだ」「どうせ自分なんか」と自己否定に陥ることがあります。
・評価への過剰な意識
チームでの存在感をアピールしたいが、監督からの評価を過剰に気にしてしまい力んでしまうことでパフォーマンスが低下することもあります。
・モチベーション低下
試合に出られないことで目標を見失い、練習への意欲が減ってしまう可能性もあります。
3.チームの戦術の変更により試合に出れない


監督が戦術を変更した結果、それまで主力だった選手が突然ベンチに下げられてしまうこともあります。
メンタルの影響
・居場所を失う感覚
戦術に合わないという理由で試合に出られない場合、チームに必要とされていないと感じてしまうことがあります。
・将来への不安
監督の信頼を失ったと感じ、他のチームに移籍するべきか迷いが生じる場合もあります。
・怒りや苛立ち
周囲のライバルに嫉妬したり、足を引っ張るような行動を取ってしまうこともあります。
1.怪我をしてしまって試合に出れないときのメンタルの整え方
それでは、ケガをしてしまって試合に出れない時はどのようにしてメンタルを整えていけばいいでしょうか?



解説していきます
- 短期的視点から長期的視点に切り替える
- 「怪我した方が結果的に良かった」と思える状態に持っていく
- チームへの関与を絶やさない
1.短期的視点から長期的視点に切り替える


まずは短期的視点から長期的視点に切り替えましょう。



どーゆーこと?
怪我をすると目の前にあるのは嫌な現実です。
どう考えても嫌なことしかありません。
痛い
走れない
練習できない
ライバルに置いていかれる
となると当然、感情はズーンと下がります。



ズーン



はい、ストップ!
このようにズーンとなるのは目の前のネガティブな状況にだけ目を向けているから。
こんなときこそ、長期的視点を持ちましょう。
分かりやすく言うと、
自分の目指す目標やゴールをしっかりと見据えましょう
ということです。
今この瞬間は怪我をしてしまっていても、みなさんが目指したい場所は必ず先にあるはずです。



ありますよね?目指したい場所が。



ある!



怪我のためにそれを諦めてしまってもいいのか?っちゅーことです。



それはダメ!
今現在は暗いトンネルにいたとしても、先を見据えてやるべきことをやっていくと必ずトンネルを抜けていくことができます。
是非とも、ケガをしてしまった時こそ、短期的視点から長期的視点に切り替え、自分が目指すゴールや目標を見据え取るべき行動につなげていきましょう。



長期的なゴールや目標を見る!



長期視点についてはこちらの記事もご覧ください


「怪我した方が結果的に良かった」と思える状態に持っていく
怪我をしたときほど、「怪我をした方が結果的に良かった」と思える状態に持っていくつもりで取り組んでみることが大事です。



怪我した方が良かったですって?



んなわけあるかい



そのぐらいのつもりで取り組もうという「意識」の問題ね
そのために大事な意識が
- 「できない」ことよりも「できる」ことに注目する
- 更なる飛躍を求めて取り組む
- 未来の自分から今を見てみる
です!



ほう
「できない」ことよりも「できる」ことに注目する
「できない」ことよりも「できる」ことに意識を向けていきましょう。
怪我をしている最中はできないことが多くなります。
走れない、切り返せない、跳べない、、etc
競技やケガの部位によって違いますが、その時々によって色んな出来ないことがあります。
けど、
走れないけど、体幹は鍛えられる
プレーはできないけど、戦術を学べる
上半身は使えないけどラントレはできる
などのように、できないことはあれど、その代わりこの期間に特化して鍛えたいことを、重点的に鍛えることもできますよね。



確かに
更なる飛躍を求めて取り組む
怪我の仕方にもよりますが、怪我したからこそ新たに気付くことはたくさんあります。



気づくことなんてある?



もちろん!例えば、、
- フォームに無理があるからこそ怪我をした場合、フォームを見直すきっかけになる
- 試合に出れずに観客席から試合を見たからこそチーム全体の動きをより戦術的に捉え直すきっかけになる
あと、意外に多いのが、怪我をきっかけにアスレティックトレーナーのところにお世話になったところ、身体の正しい効率的な使い方なども教えてくれて身体動作の質が上がるキッカケになったと仰る選手もたくさんいますね。
不幸中の幸いとも言いますが、怪我をしたからこそ通常と違う観点を得ることができ、それによって気づきを得て飛躍する選手を私はたくさん見てきました。
「この経験があったから、復帰後の自分は強くなれた」と言える状態になれたら最高ですよね!



それは素敵
チームへの関与を絶やさない


怪我をすると、自己肯定感が下がる方もたくさんいらっしゃいます。
自分には価値がない
自分はチームのお荷物だ
などと、自分を卑下してしまいたくなることもあります。



わかるー
しかし、自分を卑下していれば次につながるかと言ったらそうではありません。
それこそ、本当のお荷物になってしまいます。
しっかりと自分自身でメンタルを切り替えて前を向いていきたいところ。
ではどのようにすればいいでしょうか?



どうすればいいの?
何かしらの形でチームに貢献する意識を持つことはオススメです。
怪我をしていても
- 準備を手伝う
- 声を出して盛り上げる
- メンバーの動きを見てアドバイスをする
などなど、チームに対して貢献できることは何かしらあるはず。
そして、人は人とのつながりで幸福感を得る生き物なので、貢献感を得ることは自身の充実度を上げるためにもとても大事な要素になります。



人とのつながりね
2.チーム内での競争に負けてしまって試合に出れないときのメンタルの整え方
次はチーム内での競争に負けてしまって試合に出れないときはどのようにメンタルを整えていけばいいのでしょうか?



ガックシだね
- 「他人との比較」→「目標の自分との比較」へ
- 試合に出ている仲間から学ぶ
- もし、レギュラーじゃなくてもチームに貢献できることを考える



一つずつ解説していきます!
「他人との比較」→「目標の自分との比較」へ


競技はどうしても他者との比較になりやすいです。
ただ、他者との比較が強いとどうでしょう?
勝ったらやる気アップ!
負けたらやる気ダウン。。
このように周囲との相対評価で一喜一憂してしまいます。



じゃ、どうすればいいの?
それは、目標に到達している自分と比較すること。
自分の目標に対して
- 現在地はどこか?
- 何が足りないか?
- どんな取り組みが必要か?
このようなことに目を向けていくと、今現在、ライバルに負けていることは確かに悔しいのですが、それで止まってしまうことが無くなります。
このように他者に勝つことよりも、自分の課題や伸びしろに集中することで、内発的なモチベーションを保ちやすくなります。
試合に出ている仲間から学ぶ


競争に負けてしまい試合に出れないときは当然悔しさが強いと思います。
そして、競争相手のこともよくは思わないでしょう。
クソ
あいつのせいで
ミスれ
のように相手を引きずり落としたくなる気持ちもあるかもしれません。



思う思う
しかし、本当に強くなっていく選手は感情を切り離して物事を見ることができる選手。
今の自分の現状を受け入れ、勇気を出してライバルのプレーをしっかりと見るのはどうでしょうか。
競争相手や試合に出場している選手のプレーをしっかりと観察し、「なぜその選手が選ばれたのか?」「自分に足りないのは何か?」と今後の自分にとっての参考する姿勢を持つと、悔しさが学びに変わるかもしれません。



頑張って観察してみようかな



ライバルとの関係性についてはこちらの記事もご覧ください!


3.チームの戦術の変更により試合に出れない時のメンタルの整え方
次は戦術の変更により試合に出れないケース。
当然、スポーツではその時々で戦術が変わります。
自分の実力があったとしても、メンバーから外されることは当然起こりうることですよね。
そんな中どのようにメンタルを持っていけばいいでしょうか?



試合から外されるなんて絶対に嫌
- 「戦術に合わない」=「自分が不要」ではないと理解する
- 自分のプレースタイルと向き合う期間
- 監督やコーチと対話する機会を持つ
「戦術に合わない」=「自分が不要」ではないと理解する
試合に出れないと当然気持ちは沈みます。
けど、あまりにも悲観しているとメンタル的にも良くないですよね。
自分はチームに不要な存在なんだ
と捉えるとどんどん沈んでしまいますが、戦術はあくまでチーム方針の一時的な選択。
自分の価値が変わったわけではないことを認識することが大切ですね。



そっか、自分が不要なわけではないと
自分のプレースタイルと向き合う期間
良くも悪くもですが、このような戦術の変更によって試合に出れなくなると、自分のプレースタイルと向き合うことになります。
- 今のプレースタイルを貫き高めていくのか
- 新しいプレースタイルも模索していくのか
など必ずしも正解はありませんが、自分自身ともう一度向き合い直す機会にはなります。
「自分にはこのスタイルは合わない」ではなく、「どうすれば自分の強みをこの戦術で生かせるか?」を考えると、主体的なチャレンジが始まり、これまでのスタイルをより高いレベルで表現していくことにつなげていくことも良いかもしれないですよね。
また、新しいポジション、戦術理解、プレースタイルの幅を増やすことが、結果的に「使いやすい選手」「戦術に強い選手」への成長につながることもあるかもしれません。



確かに、自分と向き合うのは大事だ
監督やコーチと対話する機会を持つ


みなさんは普段どれだけ監督やコーチと対話をしていますか?
監督は怖くて話しかけられない
など、こわい存在としてとらえられがちです。
けど、監督は一番選手のことを考えている存在でもあります。
チーム全体のパフォーマンスを上げていくには、監督やコーチと選手が適切にコミュニケーションを取れていることは外せない条件です。
そして、みなさんが試合に出れない時に、監督やコーチとぜひともコミュニケーションをとってみてください。
- 今回、メンバーから外された理由
- 戦術の意図
- 自分の課題
- 自分がチームの中で期待されている役割
などが分かると、自分が今何をすべきかが見えてきそうですよね。
是非とも納得感をもって前に進んで行くためにも、監督やコーチとコミュニケーションを取り、自分の成長がチームへの貢献につながることを理解しながら前に進んで行けると素敵ですね!



ちょっと怖いけど、勇気を出して聞いてみるか
まとめ
このように、「試合に出れない=自分はダメだ」と自己否定にならずに、下記のことを意識してみてください。
- 「今の自分の現状」
- 「本来、目指していること」
- 「今の現状から目指している状態になるために、今、自分が出来ることは?」
- 「できることをやりきる」
これをやり切っていれば間違いなくその時できる最善は尽くしていると言える状態になるはずです!



よし、目標に向けてもうひと頑張りしよう



モチベーションアップについてはこちらの記事もご覧になって下さい!


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