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スポーツをしている子供のやる気スイッチを入れるには?主体性を育むには親の関わりが必須!

中嶋進
スポーツメンタルトレーナー
メンタル激弱からメンタルトレーニングによって日本代表選手に。
現在はオリンピック選手や海外で活躍する選手、プロ選手、高みを目指すジュニア選手もメンタルサポート。
日本中にメンタルトレーニングを普及させる為に尽力しております!

「プレッシャー下でのパフォーマンス発揮と目標達成をサポートする」スポーツメンタルトレーナーの中嶋です!

今回の記事はスポーツをやっている子供(ジュニアアスリート)を持つ親御さんや、指導者さんに向けた、「子供のやる気スイッチを入れるにはどうしたらいいか?」について言及していきます!

おかっぱ

ねえ、聞いて?ウチの子が全然スポーツのやる気スイッチが入らないの

ナカジ

、、、え?(何歳?)

この記事を読むと
  • ジュニアアスリートにとって主体性の重要性が分かる
  • 主体性とは何かが理解できる
  • 主体性を育むための具体的な関わり方が理解できる
目次

子供のやる気スイッチが入らない

「わっかんねー」

よく相談をうけるのが親御さんの悩み。

特に多いのが、お子さんがスポーツをやっている親御さんからの相談です。

内容としては

・練習してるのに全然上手くならない

・そもそもやる気があるのか、ないのか分からない

・アドバイスしてるのに全然聞いてくれない

等が多いです。

ナカジ

いやー、これめっちゃ分かります!

私もテニスインストラクターとして子供に教えることが多いですし、ビーチテニスの14歳以下の日本代表の監督を務めた経験もあるのでとても強く実感しています。

これを解決する上で逆に聞きたいのが

ジュニアアスリートに主体性を持たせてますか?

という質問。

練習してるのに全然上手くならない。

練習をただただこなしているだけで、自分で考えて練習していない可能性が高いです。

やる気があるのか、ないのか分からない

周りからやらされている感覚が強いと本人の意思でやっていないので、やる気(モチベーション)は出にくいです。

アドバイスを全然聞いてくれない

そのアドバイスを求めていないか、正しいアドバイスだとしても人から「やれ」と強要されたことは素直に「受け入れられられない」ことが多いからです。

これらは全て、ジュニアアスリートの主体性がない状態で起こっている問題です。

なので、お子さんに主体性をどうしたら持たせられるのかを考えて行きましょう!!

やる気スイッチを入れるのに必要な主体性とは?

主体的イメージ

やる気スイッチを入れるのに必要なのは主体性を持たせること。

では、主体性とは何か?

という説明から行きたいと思います!

主体性と受動性

主体性

自分の考えや判断や行動をもとにして行動する性質。自分の行動に対する責任がある状態。

主体性の対義語は受動性です。

受動性

周囲からの働きかけで行動することで、自分以外の外的要因によって行動が左右される状態

どうですか?これを読んだだけでもかなり主体性が何なのか浮き彫りになってきたのではないでしょうか?

主体性を持つとやる気が出てくる!

では選手が主体性を持った場合、どのような行動に現れてくるのでしょうか?

  1. 自分事として積極的に責任感を持って取り組めるようになる
  2. 楽しさ、成長、挑戦、達成感、貢献、感謝を感じられるようになる
  3. 自信が湧いてくる
  4. 失敗を恐れなくなる
ナカジ

1つずつ詳しく解説していきます

①自分事として積極的に責任感を持って取り組めるようになる

主体性を持つということは自分で能動的に考え行動に移すこと。

つまり、人に与えられたこと(受動的)ではなく自分で決めたこと(能動的)を行います。

自分で考え決めたことを行動に移す場合、その行動の責任は誰にあるでしょうか?

自分自身です

自分自身に責任があるということは、その行動の結果による成果は誰のものでしょうか?

自分自身です!

このように競技を自分事として捉えていける状態はまさに主体的に取り組んでいる状態です!

②楽しさ、成長、挑戦、、達成感、貢献、感謝を感じられるようになる

やらされている状態ではなく自分で考え行動している状態。

この状態ってめちゃくちゃ楽しくないですか?

その時の自分ってすごく成長しませんか?

成長しなければクリアできないことであればとてもチャレンジング(挑戦感)ではありませんか?

そして、クリアした時の達成感はとてつもなく大きいものではありませんか?

チームスポーツであればチームに貢献している感覚を強く持てませんか?

そのようなことが出来ていると改めて気付けるのが感謝です。

そのような状態で競技に打ち込めたら最高ですよね!

③自身が湧いてくる

自分で考え行動し、そこに楽しさ、成長、チャレンジ、達成感、貢献感、感謝を感じるとどうなるか?

めちゃくちゃ自信がつきます!

自分はどんなことにも向かっていけるという確固たる自信ですね。

そのような自信をスポーツを通じて育むことが出来ると、社会に出てもとても自信を持った人材になっていきますよね。

④失敗を恐れなくなる

ここでいう自信がある状態とは、「成功か失敗かという結果に対する確証」という意味ではなく、「成功しようが失敗しようが全力でそこに向かっていく自分がいる」ことに対する自信です。

成功か失敗かという結果軸で考えると恐怖も出てくるかもしれませんが、「楽しむ、成長する、チャレンジする、達成感を得る、貢献する、感謝する」ということには失敗というものがありません。

つまり、主体的に取り組み、自分を軸にしていく感覚を持つことが出来ると失敗に対して過剰に恐怖する必要がなくなります。

すると、より大きなチャレンジにもトライしていくことが出来ますよね!

子どものやる気スイッチをオフにしてしまう(主体性を奪う)関わり

「なんてこった」

親御さんの目的はもちろん子供がジュニアアスリートとして活躍してもらうことですが、意外とやってしまいがちなやる気を奪う(主体性を奪う)関わりを紹介します。

  1. 手取り足取り教えてしまう
  2. 短期的な結果を求めすぎてしまう
ナカジ

1つずつ詳しく解説していきます

手取り足取り教えてしまう

手取り足取り教えてしまうというのは、やらされ感を増幅させ、考える能力を奪ってしまいがちです。

やらされ感が強いと死んだ目をしながら競技に取り組むような姿勢になってしまいます。

また、考える機会を奪ってしまい、人から教えてもらわないと何もできない人間になってしまいます。

短期的な結果を求めすぎてしまう

主体性を育むには時間がかかります。

場合によっては子供が悩んでいるのに「あえて答えを与えない」という苦渋の選択が必要な場面も多々あります。

そこで目の前の結果が欲しいからと関わりすぎてしまうと選手の主体性が育まれません。

長期的な視点を持ってあえて答えを与えずに気付いてもらうという関わりも選択してあげたいですね。

親御さんからすると子供が中々進歩しないともどかしくなって、ついついあーだこーだ上から言いたくなってしまうのですがそれが子供のやる気や成長を止めてしまう一番の原因になっているとしたらどうです?

親御さんとしては子供の為に、良かれと思って言っていることが、逆に子供の主体性を奪ってしまっているとしたら。。

このような理由から、子供の主体性を奪ってしまうような関わりは避けてあげたいですね!

では次の章では具体的にどのような関わりをしたら子供に主体性を持たせられるのか?を解説していきます!

子供のやる気スイッチを入れるには!主体性を持たせる方法

親御さんが出来る主体性を持たせる関わりを3つ紹介します!

  1. 話を聴く
  2. 質問して引き出す
  3. 内発的動機付けを持たせる
ナカジ

解説していきます!

①話を聴く。受容・共感・承認

まず一番初めに肝心なことは

子供の話を聴くことです。

その時の注意点は否定せずに受け入れながら、共感してあげ、可能な範囲で承認してあげること。

受容・共感・承認です。

人は自分の話を受け入れ共感してくれる人に全幅の信頼を寄せます。

このような関係性を心理学用語では「ラポールを築く」と言います。

自分の話を聴かず、受け入れず、頭ごなしに否定してくる人には自分の心の中を打ち明けられません。

まずは「あなたの話をちゃんと聴いているよ」という意思表示としての話を聴く姿勢を示してあげるといいですね。

そして、このような絶対的に受け入れてくれてる安心感が失敗を恐れず前に進んでいく自信を育みます。

②質問して引き出す

話を聴く姿勢をつくって子供が話をしてくれる段階になったらどんどん質問して自分で考える習慣を身に付けさせてあげましょう!

質問にも目的ごとに様々な聴き方があります。

成長を促す質問(一例)

今日の練習はどうだった?

どんな所が良かったの?

難しく感じることはあった?

次の練習ではどんな風にやってみる?

モチベーションを深掘る質問(一例)

そのスポーツの何が好き?

そのスポーツの楽しいところってどんな所?

やってて一番やりがいを感じる時ってどんな時?

などなど、子供の考えられるレベルにもよりますが、色んな質問を投げかけてあげてください。

注意点は「なぜあそこでミスをしたの?」と「なぜ?」と問いかけないこと。

「なぜ?」は本質に迫る重要な質問ではあるのですが、圧が強くなりすぎて聴かれた側は自己否定に陥ったり、逃げる傾向があるからです。

良い聴き方としては「何が難しくてミスになったの?」「何が要因でミスになったの?」と「何?」で聴いてあげること。

すると答える方としては、「ミスした自分」と「ミスの要因」を切り離すことが出来るので自己否定に陥らず、自分を客観的に見つめやすくなります。

アドバイスするよりアドバイスをもらう

例えば、一緒にスポーツ中継を見てたとして

今のプレーってなにが凄かったの?

何が悪かったの?

この選手はなにが凄いの?

勝因はなんだったの?

って純粋に聞くんです。

親御さんは知ってても知らなくても知らないつもりで質問してください。

きっと得意気に解説してくれます。

人に何かを教えるってそれを理解していないと教えられないんですね。

教えようとすることはある意味一番の理解を深める練習です。

教えたいって思うと自ら進んで考え出します。

それを子供にさせてあげるのもありですね。

それと、人に教えることによって自己肯定感(自分の価値)が上がります。

自己肯定感=自信です。

自信もついてきますね!

③内発的動機付けを持たせる

内発的動機付けとは、自分の内側から湧いてくるやる気(モチベーション)のこと。

このように安心安全な環境下で、自分で考えながら競技に取り組んでいると競技を好きという気持ち・楽しさ・成長・チャレンジ・達成感・貢献感・感謝など自分の中から湧き上がってくる気持ちに気付くことが出来ます。

逆に外発的動機付けとは、外から与えられたやる気(モチベーション)のこと。

外発的動機付けと言えば例えば、結果、評価、報酬、罰などによってやる気を持っている状態ですね。

外発的モチベーションには短期的な爆発力はありますが、内発的動機付けほど長く継続はしませんし、結果など自身がコントロールできないものに左右されがちです。

もちろん、外発的なモチベーションも重要なのですが、そこに偏り過ぎると競技をやってる真の目的を見失ってしまいます。

なので意図的に内発的動機付けに気付ける、立ち返れるような関わりや競技への向き合い方は長く競技を続けていくためにもとても大事な要素になります。

メンタルトレーナー的関わり方

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メンタルトレーナーはこのような接し方でカウンセリングをすることで選手の自主性を高め、自己肯定感を高め、自信をつけていくことのお手伝いをしていきます。

お子さんに一番近い親御さんには是非ともこのような

『メンタルトレーナー的な関わり方』

をして頂けると、お子さんの成長にも変化が起きるのではないでしょうか。

また、ジュニアの選手のテニスの事例も載せますので参考までにご覧になってください!

まとめ

・ジュニアアスリートが「練習してるのに全然上手くならない。」「そもそもやる気があるのか、ないのか分からない。」「アドバイスしてるのに全然聞いてくれない。」という悩んでいる親御さんは多い。

・その場合、ジュニアアスリートの主体性を奪ってしまっていることが多い。

・主体性を持っている状態は自分で考え行動することで、内発的動機付けも高まり、自信を得ることが出来る。

・主体性を持って取り組むサポートをするには「手取り足取り教えること」や「短期的な結果を求めすぎる」より、「話を聴くこと」「質問して引き出すこと」「内発的動機付けを高める」ことが大事。

ナカジ

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この記事を書いた人

中嶋 進のアバター 中嶋 進 スポーツメンタルトレーナー

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